全国の企業経営者や大学研究者、芸術家など第一線で活躍する人物を講師に招き、人材育成を目的とした学びの場を提供する大人の社会塾「きもつき熱中小学校」。
1月の開校に先駆けて開催される無料受講のオープンスクールが12月26日、肝付町の川上小学校体育館で行われました(すでに10月と11月の2回開催済)。
この日の講師は英会話インストラクターの神林サリー氏と南国生活技術研究所代表の黒笹慈幾氏。
2時間目の講師として登壇した黒笹氏は、「三丁目の夕日」「釣りバカ日誌」「人間交差点」などコミックのヒット作を生み出した出版編集者。アウトドア雑誌の編集長なども務め、2011年に高知県に移住。釣りバカ日誌の主人公浜ちゃんのモデルとして知られています。
黒笹慈幾氏
黒笹氏は「釣りバカ浜ちゃんの幸せ探し旅、終着駅は高知」をテーマに講演をすすめ、幸せに生きるために成すべきポイントをいくつか紹介、その中で、浜ちゃんの生き方や考え方が参考になると説きました。
「人生の節目には辛い出来事が多々あります。その時になぜ自分だけがと考えずにこれは与えられた使命、何らかの意味があるのだと考えるようにしました。私のことになりますが次男の誕生と同時に始まった闘病生活では、我が子を失うことになったとしても小児病棟の中を知れたことはとても意義のあることだと考えるようにしました。そう思うようになれたら少しは気が楽になりました」と実例を紹介しました。
最後に「人はこの世でしあわせになるために生まれてきた。しあわせ探しの旅はどんな形でもOK。高知でしあわせになりたい、私のしあわせ探しの旅の終着駅は高知です」と締めくくりました。
講演を聞いた受講生のひとりは「私も現在、辛い状況にありますが先生の話を聞いて考えが変わり、気持ちが楽になりました」と話しました。
休み時間にはお茶やお菓子のふるまいも
〈第1期授業に関する問い合わせと申し込み先〉
肝付町企画調整課・0994-65-8422
WEB・https://www.necchu-kimotsuki.com
ちなみにこちらはきもつき情報局が制作したきもつき熱中小学校のプロモーションビデオです。よかったらご視聴ください。
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