【情報局】飽くなき宇宙への探求心―小学校に特別な教室開設

宇宙にいちばん近い学校として知られる内之浦小学校では、宇宙に特化した教室をこのほど開設し、3月3日に肝付町内之浦地区の同小学校で6年生を対象としたオープニング授業が行われました。

※ちなみにロケットの射場から同小までの距離は約3キロ。種子島の射場からいちばん近い学校は約3.6キロになります。

宇宙の教室には宇宙やロケット、人工衛星に関する様々な資料が展示されています。そこを利用した児童らが宇宙に興味を持つことで地域を知り、郷土愛を育むことを目的に開設されました。

この日は資料提供に協力した肝付町や肝付町観光協会の代表者が来賓として出席し、同小6年生12人がオープニング授業に参加しました。

教室に設けられた大型モニターには、宇宙に関する曲やアニメ・映画のワンシーンが映し出され、正解のわかった児童らが映画や曲のタイトルを答えていました。

有水勝一郎教頭は「5年生は総合的な学習の時間で射場を見学するのですが、そこで見聞きしたことの調べ活動にこの教室を活用してもらいたいですね」と期待し、授業を受けた児童らは「休み時間に通って、宇宙の写真を見たり本を読んだりしたいです」と話しました。

今後は5年生以下の児童にも教室を開放し宇宙の学習に役立てていくそうです。

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