町内の高校生が立ち上げたボランティアコミュニティ「Cheetos Club Japan(チートス・クラブ・ジャパン)」が主体の岸良海岸清掃が、3月14日に行われました。
「Cheetos Club」はアメリカ発祥の活動です。「やさしさを人にくばる」というマインドに感銘を受けた町内の高校2年生、星乃直理(ほしの・すぐり)さんが昨年設立。現在は約20名の中高校生がメンバーとして参加しています。
※「Cheetos Club Japan」についての詳細はこちら:
公式Facebook「Cheetos Club Japan →【チートスクラブ】」
オリジナルポロシャツを着て、清掃開始前にSDGsがテーマの話をするメンバーたち
クイズに手を挙げて答える参加者たち
「やさしさを人にくばる」という理念を地域貢献にも活かしたいという思いから、この岸良海岸清掃を企画。
町社会福祉協議会の協力を受け、町内のほかのボランティア団体のメンバーや岸良小中学校の児童生徒たち、そして地域住民らが参加し、総勢48名で砂浜のゴミを拾いました。
太陽の光に照らされて透き通る海。
目的の一つである参加者との交流を楽しむメンバー。
広範囲に広がって拾い集めます。
大物を発見!
国見のボランティア団体「さたボラ」に所属する国見小学校5年の山神羽愛さんは「岸良海岸の清掃にはじめて来て、海外からのペットボトルが流れてくることにびっくりした。」と話しました。
ハングルなどが書かれたペットボトルのごみ。
岸良中学校3年の岩﨑雅弥さんは「学校でも岸良浜清掃を毎年おこなっている。清掃を重ねることで海もきれいになっていくと思うのでやりがいがある。」と笑顔で話しました。また地元の浜振興会の会長、本田豊秋さんは「おかげさまできれいになった。住民が少なくなっている地域なので、こうして頑張ってもらえることはとてもありがたい」と述べました。
集められたごみ。地元の人によると、これでも少ない方だそうです。
今回の活動について、Cheetos Club Japan広報の大矢颯樹(おおや・たつき)さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で地域との交流ができず、実質的に初の活動となりました。一般の方々と触れ合う価値を感じると同時に、コロナ禍で多くの参加者を得ることができたことを社会福祉協議会に感謝しています。皆さんの地元をきれいにできたことが光栄です」と、満足気な表情を浮かべていました。
清掃後の岸良海岸。
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