【情報局】「宙の家」移転リニューアル レーダーアンテナが目印

これまで内之浦宇宙空間観測所正門前のスペースで営業していた観光拠点施設「宙の家」がこのほど移転にともないリニューアルオープンしました。4月2日には国道448号線沿いにある移転先の町有地で記念式典が行われロケット桜の記念植樹などで完成を祝いました。

※ロケット桜=ロケット打ち上げが比較的多く行わる冬季に実験班の気持ちを和らげようとソメイヨシノの台木に開花時期の早いカンザクラやヒカンザクラを接ぎ木したもの。

約200平方メートルの広い敷地に移転した同施設には、サイクリストなども利用しやすいように専用のスタンドやメンテナンスキットが常備され、さらに施設のシンボルとしてかつて観測所で実際に使用されていた3.6メートルのレーダーアンテナが敷地内に設置されました。

このレーダーアンテナはロケット追尾用として1980年から約30年間運用されていたもので、JAXAが町に寄贈し施設のシンボルとして生まれ変わりました。

肝付町の永野和行町長は「とても良い施設が完成しました。アンテナのモニュメントが訪れた人に大きなインパクトを与えるのではばいでしょうか。観光拠点として町の魅力を大いに伝えてもらいですね」と話しました。

宙の家では宇宙に関するオリジナルグッズや町の特産品などを販売しており、今後は新たなモニュメントの設置や新商品の開発などを検討し引き続き施設の充実を図っていくそうです。

営業時間は午前10時から午後4時半まで。定休日は水曜日となります。詳しいお店の情報はこちらをご覧ください。

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