【情報局】大隅初の義務教育学校 岸良学園開校

新たに義務教育学校として開校した岸良学園の開校記念式典が4月10日、同校体育館で行われました。3月に閉校した小中一貫教育校・岸良小中学校から制度移行したもので、大隅地区で初めての義務教育学校が誕生しました。

児童生徒や地域住民、そして岸良小中学校にゆかりある人たちが出席しました

塩屋親徳校長は「義務教育学校としての優位性を活かした学校運営に努めます。これまでの岸良小中学校の歴史と伝統を受け継ぎながら、希望の学校にしていく所存です」と式辞を述べました。

町長から校長へ、そして児童生徒の手に授与された新しい校旗

岸良学園の校章と校歌歌詞の草案は、岸良地区在住者と岸良中学校卒業生から公募されました。応募数は校章が25作、歌詞は6作。この中から各審査会において最優秀作品などが選ばれ、肝付町義務教育学校開校準備委員会によって最終的な校章デザインと歌詞が決定されました。

この日は校章草案の最優秀賞に選ばれた中学2年の岩﨑歩睦さんと、校歌歌詞草案の最優秀賞に選ばれた岸良在住の田中里子さんの表彰が行われました。
岩﨑さんは「岸良小中学校の校章にあった波の形と山に、新しくウミガメを入れました。昔からの学校の印象を受け継ぎつつ、新しく自分たちらしくがんばっていこうという気持ちで考えました」と話しました。

表彰された岩﨑歩睦さんと田中里子さん

新たな校歌を歌う児童生徒と参列者

岸良学園の校歌

校歌を作曲した鹿屋中央高校吹奏楽部顧問の末廣孝氏は「岸良の魅力はなんといっても美しい海。そして豊かな自然に、元気で明るい子どもたち。こうしたところをイメージしつつ、慣れ親しまれてきた従来の校歌の要素をちりばめて作曲しました」と語りました。

岸良学園の校章

校章のデザインを担当した岸良在住の田中綾音さんは「最優秀作品に特徴的だった正面からのウミガメで、『前進』と『子どもたちがウミガメのように岸良から巣立ち、また帰ってくるように』という願いを表すなど、たくさんの意味を詰め込みました。岸良に移住してからの6年間で感じている、学校や地域への感謝の気持ちをもって考えさせていただきました」と話しました。

調印を終えた永野町長とかごしま水族館の佐々木館長

その後の記念セレモニーでは、肝付町とかごしま水族館の連携協定調印式が行われました。かごしま水族館館長の佐々木章さんは記念公演において、ウミガメの生態にはまだ解明されていない点が多いこと、それらを子どもたちと一緒に調べることでウミガメにまつわる様々な課題を考えていきたいことを話しました。

そして最後に、鹿屋中央高校吹奏楽部による記念コンサートが開かれました。

吹奏楽部を率いるのは、校歌を作曲した末廣孝氏

パフォーマンスつきの生演奏も披露されました

手拍子をしながら聴き入る児童生徒と参列者

演奏のお礼に紅白いこもちと、辺塚だいだいジュースが贈られました

岸良学園の1年目は、1年生~9年生までが合計16名、うちウミガメ留学生(親子留学生)が4名です。前期課程からの教科担任制による専門的な学びの推進、岸良の自然を基とした「ウミガメ科」の推進、ICT教育を通した学びの基盤づくりの推進を3つの柱に据えてスタートします。

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