【情報局】手づくり雑貨で生きがいづくり―てけてけマルシェ

地域福祉推進事業の一環として肝付町社会福祉協議会が管理する地域交流拠点施設「結いの家」にこのほど新しい仲間が加わりました。

今回、新設されたのは国見校区を拠点とする「茶のんけ結いの家」。元々駐在所だった木造の建物が利用されています。

同施設では「てけてけマルシェ」と称して町内在住のグループや個人が製作したアクセサリやエコバック、衣料品などの販売を企画。7月7日のオープン初日には出展者の知り合いや近隣住民などが訪れ個性豊かな作品を選りすぐっていました。

出展者が知り合いだという女性は「全て手作りの商品なので、ここでしか手に入らないものばかり。かわいらしい商品が多く見ているだけでも楽しめました」と話していました。

社会福祉協議会の担当者は「趣味や生きがいで作った作品をチャレンジ販売することで介護予防につなげながら地域活性化を目指すことを目的にしています。さらに出展者を増やしてマルシェを充実させていきたいですね。今後は子ども食堂やカフェなども実施していく予定です」と説明しました。

この日、エコバックを出展した女性は「これまでは自分用や友人にプレゼントするために趣味で作っていました。今回は商品となりますので製作中はずっと緊張しっぱなしでした。他の商品とともに並べられている自作品を見たらやっぱり嬉しくなりますね」と、頬をゆるめていました。

茶のんけ結いの家は毎週水曜日、午前10時から午後4時。彩り鮮やかな暖簾がオープンの目印です。

出展などの問い合わせは肝付町社会福祉協議会(肝付町地域包括支援センター内)電話0994―65-8419。

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