高山流鏑馬の初練習が9月5日、旧国鉄大隅線の線路跡で始まりました。今年の射手は国見中学校2年の松元結希(ゆうき)くん。同校からの選出は平成12年以来21年ぶりとなります。
昨年の射手 橋口晋賀くんと松元結希くん(左から)
初練習の前には保存会や射手の親族など関係者が集まり神事が執り行われ、高山流鏑馬の安全と成功を祈願しました。
神事後「いよいよ始まるのだなと実感がわいてきましたが緊張はしていません」と話す結希くん。次に馬にまたがって線路跡を歩く練習に移りました。
昨年の射手で今年の後射手を務める橋口晋賀くんはみらい号に、そして結希くんはりゅうせい号に騎乗。約200メートルの線路跡を往復し、初日の練習を無事に終えました。
結希くんはりゅうせい号に騎乗
終始リラックスした表情で馬にまたがっていた結希くんは「馬と同じ気持ちなれるようにと思って乗りました。本番で練習の成果が出せるようにこれからも頑張っていきます」と決意を述べました。
前を行くのは後射手の晋賀くん
今後の練習は一週間ほど線路跡で行われ、状態を見て本番が行われる四十九所神社前の参道(宮ノ馬場)に舞台を移します。
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