旧国鉄線路跡での基礎練習を無事に終えた今年の高山流鏑馬の射手、松元結希くん(国見中2年)。雨の影響で当初の予定より3日遅れた9月15日に四十九所神社前の本馬場(宮之馬場)に舞台を移し、本番さながらの雰囲気の中で流鏑馬に励んでいます。
馬の負担を減らすためにみらい号(3歳)と流星号(5歳)の2頭が日替わりで使われていて、本馬場練習の初日は流星号が選ばれていました。
結希くんは流星号との相性が良いようで初めての本馬場練習にもかかわらず、リラックスした表情で馬場を手放し騎乗で駆け抜けていました。
この日は高山中学校の生徒や地域住民など多くの人が綱持ちなど訓練をサポートし、間近で見る馬の迫力に「こんなに早く走っているなんで知らなかった」と驚いていました。
練習を終えた結希くんは「これまでの練習は順調に進んでいます。今日はしばらくぶりの騎乗で、練習も本馬場に移り雰囲気ががらりと変わったので、少しだけ緊張しました」と話しました。
10月14日が練習納め、15日に潮がけ(禊)を行い17日に本番を迎えます。
この記事へのコメントはありません。