これまで旧国鉄線の線路跡で流鏑馬の練習に励んでいた令和4年の射手、吉永昊志朗くん。9月12日には本番が行われる四十九所神社前の本馬場に舞台を移しました。
この日は時折雨がぱらつくあいにくの空模様。それでも練習をサポートするために中学の同級生や地域住民など多くの人が集まりました。
初日の練習は令和3年の流鏑馬で神馬を務めた流星号(6歳)が選ばれ、本番さながらの疾走感で馬場を駆け抜け、飛蹄を響かせていました。
その様子を見守っていた流鏑馬保存会のメンバーのひとりは「一走目からしっかりと鞭を入れていて安定した騎乗を続けていました。なかなか筋が良いですね」と感心していました。
落馬もなく無事に練習を終えた昊士郎くんは「鉄道跡で走ったスピードと全然違ったので弓と鞭を落とさないように注意して走りました。今日は弓と鞭を持つ手がぶれていると指摘されたので、明日からはその点を意識して練習に取り組みたいです」と話しました。
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