短歌の愛好グループによる「歌の小径」の開通式が11月23日、肝付町本城地区にある道隆寺跡でありました。
この歌の小径は、短歌結社「南船」の創立75周年を迎えるにあたり、肝付支部(肝付短歌会)が何かを残したいという思いから道隆寺跡に設定したもので、会員の短歌が書かれたプレートが敷地内を一周するように設置されました。
開通式は11時ごろから行われ、テープカットの後、参加者らはプレートに書かれたそれぞれの短歌を紹介しながら小径を歩きました。
同会の村中キヨ会長は「土地所有者の福谷さんにはプレートの準備から設置作業まで大変ご苦労をかけました。感謝の言葉しかありません」と話しました。
歌の小径は通路沿いに17首のプレートが設置され、ツワブキとモミジに囲まれた勝景地のような場所に設定されています。またこの時期はツワブキの黄色い花と色づき始めたモミジの紅葉を楽しむことができます。
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