【情報局】無病息災の想いをのせて 3年ぶりのドヤドヤサー

肝付町内之浦地区に伝わる正月の風物詩「ドヤドヤサー」が1月7日、3年ぶりに内之浦漁協そばの広場で開催されました。

ドヤドヤサーは九州南西部によくみられる孟宗竹製の櫓などを焼いて鬼や悪霊を祓う鬼火焚きのひとつで、昼間に開催されること、そして七草祝いも行われることが特徴の伝統行事です。

久しぶりの開催となったドヤドヤサーには、13人の子どもたちが参加。強風吹きすさぶ中、七草祝いの神事が行われ、無病息災を祈願しました。

その後、子どもたちによる火入れが行われました。安全を考慮して今回は火勢が強くなる前に中心の親竹を引き倒しました。

地元の見物客は「ドヤドヤサーがこのままなくなってしまうのではないかと心配していました。今回このように開催されてホッとしています」と話していました。

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