【情報局】パン屋で夢描く誰も見放さない社会

吉本興業所属の芸人で肝付町の観光親善大使(見習い)でもある仮屋竹洋さんがこのほど町おこしのための新たな企画をスタートさせました。

町のイベントで司会を務める仮屋さん(写真中央)

その計画とは配達もできるパン屋さんの開業。「パンの配達を足がかりに日用品なども届けられる見守り活動に繋げたい」と、認知症、独居老人、買い物難民など町の課題解決を目標にしています。

そのために仕事の合間をぬって鹿児島市内のパン店で1年間修業しました。小麦以外の材料は町内のものをできるだけ利用、町外で暮らす家族に購入してもらい地元の両親へ配達する親孝行プランなども計画しているといいます。

拠点となるパン屋は仮屋さんの祖母が住んでいた住宅をリフォームして活用する予定で、敷地内に販売用の店舗を手作りで新設するそうです。その費用捻出のためにクラウドファンディングを実施しており、すでに目標額を達成したといいます。

「パン屋での売り上げは地域還元としてお笑いライブなどにあてたいと考えています。地元の方々に自分の町を誇りに思ってもらえるように活動を続けていきます。そして誰もひとりぼっちにならないような社会をこの町から実現していきたいですね」と、未来図を描きます。

現在は7月のプレオープンに向け、泊まり込みで作業に励んでいます。「僕ひとりで作りあげていくには難しいのが現状です。多くの方に助けてもらい町民と一緒に進めていきたいですね」と、作業に参加できる助っ人を募集しています。

連絡先は☎0994-65-4028仮屋のパン屋まで

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