宇宙とロケットで町の活性化に取り組む宇宙・科学のまちづくり推進会議主催によるモデルロケット指導者養成講座が5月20日、肝付町で開催されました。
モデルロケットとは黒色火薬などを飛行の推進力にして打ち上げる小型のロケットで、教育用として使用されているもの。また高度などを競う全国大会もあり、競技種目として普及しています。
この日は町内外から11人が参加。千葉興業大学惑星探査研究センターの前田恵介(けいすけ)研究員を講師に進められました。
モデルロケットは安全のため紙や木材、プラスチックを使うことが条件で、今回は紙製のモデルロケット製作となります。
始めにロケットの推進原理や安定飛行のための圧力中心の求め方などを学び、1時間ほどかけて本体を仕上げました。
最後に黒色火薬が詰まった筒状のエンジンを取り付けて完成。自由にペイントされたモデルロケットを手に町のグラウンドへ移動し、ロケットを打ち上げました。
町外から参加した30代の男性は「実際に紙で作ったモデルロケットを飛ばす屋外講習では、予想していた以上に飛距離があり、驚きました。また普段知ることのできないモデルロケットの仕組みや作り方を学ぶことができて勉強になりました」と話していました。
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