【情報局】流鏑馬に華そえるやっさん踊り 地元小学校で初練習

約900年の歴史を誇る肝付町の伝統神事「高山流鏑馬」。毎年10月第3日曜日に奉納される同神事に合わせて行われるイベントにやっさん踊りというものがあります。

やっさん踊りは奉納神事が終わる午後3時頃から町のメインストリートを町興しのために制作したきもつき音頭にのせて踊り歩き、矢を射る動作やロケットの打ち上げなどを手や足を使って表現します。ちなみにやっさんとは親しみを込めた流鏑馬の呼称です。

当日は、町職員や学校、民間企業などが団体で参加し、それぞれ特徴的な衣装を身にまとい流鏑馬神事に華をそえます。

今年、4年ぶりに参加する高山小学校では7月14日に6年生を対象にしたやっさん踊りの初練習が行われました。

4年ぶりということもあり、大半の子どもたちは初めての体験で、始めは講師の中道栄子さん(錦生流豊香栄会)の動作を真似て踊り、後半で細かな所作を学びました。

子どもたちに踊りを指導する中道さん(写真中央)

中道さんは「自分たちが住んでいる町の踊りなので楽しく正しく覚えてもらえたらいいですね」と話し、真剣な表情で練習に取り組んでいた井久保蒼空(そら)くんと永井洸丞くんは「これから一生懸命練習して、本番では元気よく踊りたいと思います」と目標を掲げました。

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