肝付町商工会女性部が町の特産品である辺塚だいだいを活用した料理を開発し、10月6日にそのお披露目と試食会を肝付町商工会で開催しました。
肝付町の農林水産物を中心とした食残をふんだんに使用した名物料理開発は、令和5年度ビジネスコミュニティ型補助金を利用して行われ、1級フードコーディネーターの杉水流直子さんの指導のもと試作を重ね完成させたものです。
辺塚だいだいの大ファンだという杉水流直子さん
料理は、辺塚だいだいと伊勢海老をベースにした冷麺で、ダシのきいたさっぱりとした夏レシピ。当初は鍋物を考えていたそうですが辺塚だいだいは温めると苦みが強くなることが分かり、冷やした料理に変更。また、地域色を出すために県内でも有数の水揚げ量を誇る伊勢海老を使用しました。
レシピづくりに参加した女性部メンバーは「伊勢海老のダシを活かすためにさばき方を工夫しました。臭みをとるのに苦労しましたが、そのおかげで肝付町を象徴するような名物料理が完成しました」と胸を張りました。
試食会には各関連団体の代表などが出席し、「冷たい伊勢海老を食べたのは初めてです。さっぱりしていて、かつダシもきいていてとても美味しいです」などの感想がありました。
女性部によると、今後は町内外の飲食店での提供を目標に、開発したレシピは印刷物やインターネットなどで公開してくそうです。
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