小惑星探査機はやぶさが2010年6月13日に地球帰還を果たしたことを受けて設定されたはやぶさの日に合わせたイベントが9日、JAXA内之浦宇宙空間観測所近くの観光拠点施設、宙の家(そらのいえ)で開催されました。
この日は、内之浦宇宙空間観測所の歴史を学ぶパネル展示や小惑星探査機はやぶさの紙工作が企画され、家族連れなど約130人の来場者がはやぶさ帰還の記念イベントを楽しんでいました。
はやぶさ紙工作では、完成品を使った的当てゲームもあり、参加した子どもたちは色鉛筆で彩色したオリジナルのはやぶさペーパークラフトを2メートルほど先の的の中心をねらって遊んでいました。
ちなみに発射台はゴムの力を推進力にしたもので、的に割り振られた点数別ににアニメ「宇宙なんちゃらこてつくん」などのグッズがプレゼントされていました。
この他、手づくりパンや雑貨、自家焙煎コーヒー、軽食ブースなどのショッピングコーナーなどが企画されました。
毎年参加しているという親子連れは「出店ブースの商品は地元のものを使ったものばかり。地域に根ざしたイベントで楽しい時間を過ごすことができました」と話していました。
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