【きもつき情報局】やぶさめロード 12 最後の練習(2012年)

9月3日から続けられてきた今年のやぶさめに向けての練習も本番の3日前にあたる10月18日、とうとう最後の日を迎えました。
生まれて初めて馬というものに乗ってから約1ヶ月半。射手の益山麗斗君の成長には目をみはるものがあります。しっかり馬を乗りこなしているのはもちろんのこと、馬上から矢で的を射る技術も進歩し、的に当たる確率も確実に上がってきています。
これまでの練習を振り返って、麗斗君に、いちばん苦しかった時期を聞いてみました。すると「半ばがいちばんつらかったです」という答えが返ってきました。
今年初めてやぶさめに登場する新馬のはやぶさの走るスピードが速いため、何度も振り落とされる場面がありましたし、いろいろな意味で、そのころがいちばん大変だったのだと思われます。
でも、そうしたつらい時期を乗り越え、立派に射手として成長しました。そして、今度の日曜日(21日)にはついに本番を迎えることになります。
麗斗君の祖父で高山流鏑馬保存会の益山瞬一会長にとっても心配な日が続いたことでしょう。しかし、大きな事故もなく、最後の練習を迎えられたことだけでも「最高でした」と益山さんはいいます。また、この1ヶ月半で麗斗君が見せた成長にも満足そうです。
さまざまな人たちのさまざまな思いのこもった最後の練習。どうぞご覧ください。
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